Construction sales jobs

今日は建設業の営業についてのお話を…

「建設業」って言われると、
現場で働いている人のイメージが強いと思います。
ニッカや作業着を着て、
土掘ったり作業者運転したりなどなど。

しかし、その現場を元請け業者や官公庁から依頼されるには、
それぞれ段階を踏まなければなりません。
それが営業の仕事です。

例えば官公庁の大型案件を事例に説明すると…

まず公共機関等から案件の発注(公告)があります。

その案件に対して、自社に参加する資格があるか検討。
(建設業許可を有し、経営審査事項の点数が〇〇点以上、
過去◯年の間に〇〇㎡以上の施工実績がある、
配置予定技術者の資格が一級施工管理技士であるetc…)

時には参加資格を確認できる書類を事前に提出する必要があります。
そして公共機関から参加資格確認通知が来ます。

案件の見積(積算)をします。(自社の場合は積算課へ依頼)
積算することにより、公共機関がどの程度の予算で発注したのか見極めます。
それに対して入札金額を決定します。
(他社の入札金額や入札制度等によって算定方法がその都度異なります)
各公共機関で指定の様式や要領で入札書類を作成します。
(県と各市では様式が別途指定の場合があります)

いざ入札!!
(入札会場で入札書を提出する案件もあれば、
ネット上で専用システムを使用する方法もあります)
最低制限価格や各公共機関の入札方式に則り、
落札候補者が決定します。
(安ければ良い!って案件ばかりではありません)

落札候補者となれば、落札候補者書類を提出します。
(工事費内訳書やらいろいろ)
落札決定が下された後に、
契約書、契約保証書、現場代理人・主任技術者(工事担当者)経歴書、
工事担当者の雇用を証明する書類、工事担当者の資格者証の写し等を提出。

それから工事担当者と公共機関の監督員の協議の後に
現場が動き始めるというわけです。

何が何だかチンプンカンプンですか?
分かります。笑
1ヶ月は自分もそうでした。

上記に加え、自社の下請契約約款の是正や
非公開情報の入手、自社データのまとめが営業のお仕事です。

ざっくり大まかに記述しましたが、
営業についての概要や
現場が始まるまでのフェーズだけでも…

そして、動く金額が大きいので、
それなりに責任が伴うわけなのです。

分母はデカイが、経常利益率がそれほどでもない…
ってのが当方の印象です。
ただ、分母がデカイ分、「儲かる仕事」の
経常利益額は半端じゃないです。笑

終わりや区切りがない+常時並行作業なので、
末永く楽しめる仕事です♪
要領力や段取り力、理解力や論理力向上★


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2011年02月03日 Posted byScarecrow at 11:18 │Comments(0)Diary

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